Life is colorful ups and downs.

人生はカラフルな浮き沈みです。

出会いはいつも突然に。

 

「疲れた。」

 

「もう辞めたい。」

 

「はぁ〜毎日辛すぎる。」

 

「誰か助けてくれないかなぁ。」

 

「こんなことのために生まれたんじゃない‼️」

 

 

 ※光が差し込んでくる

 

 

「ティロティロティーン♫」

 

f:id:PM3Z:20190108223409p:image

 

天使「大丈夫?どうしたの?」

 

私「て、天使さん?」

 

天使「そうよ。なんでも話して(^ ^)」

 

私「いや、結構です。」

 

天使「なんで?なにか辛そうだったじゃない?」

 

 

私「見ず知らずの天使さんにする話ではないんで。」

 

天使「なんで?誰にも言わないよ。あなたの助けになりたいの╰(*´︶`*)╯♡」

 

私「いや、本当大丈夫なんで、他のところに行ってあげて下さい。」

 

天使「なんで?色々話してよ?楽になるよ。」

 

私「..................。」

 

天使「ほら、我慢しなくていいんだよ(^o^)」

 

 

私「うっさいんじゃー❗️ボケッー‼️コミュ障なんじゃ察せ❗️」

 

私「大体、天使顔して近づいてくる奴って、ろくなやついないんだよ。」

 

天使「そんなこと言わないで.....。

あなたのためを思って............。」

 

私「あなたの為って思ってるなら、こんなに辛くなる前に助言しに来いよ。なんか、分かりづらい助言じゃなくて、直球のな。」

 

天使「うわぁーん。💦」

 

私「(T . T)、そろそろだな。」

 

※天使崩れ落ち堕天する

 

 

f:id:PM3Z:20190108225944p:image

 

シュ〜 (効果音)

 

私「なんか色変わったな?イメチェンか?」

 

堕天使「うっさい。お前のことなど、もう知るかっ!」

 

私「いきなりなんだよ。話しかけてきたのは、天使さんだよ?

ちょっと正論かざしたら、暗くなりやがって。

でさぁ〜、聞いて欲しいんだけどぉ。」

 

堕天使「黙れ!黙れ!黙れ!憎い何もかもが憎い!許すまじ!人間!」

 

 

私「ちょっと聞けよ❗️」

 

 

堕天使「ギロッ❗️なんだぁ‼️」

 

 

私「あんた、よく見ると可愛い顔してんなぁ。それに黒髪の方が似合うよ。今フリーなら、俺と付き合ってくれよ!」

 

堕天使「えっ!いきなりなによっ!そんなこと言われても嬉しくないんだからぁ!」 

 

私「本当なんだ。毎日辛すぎて、もう人生しんどかったんだよ。そこに偽善者のお前が来たんだ。でも笑顔が胡散臭かったから、試したんだ。」

 

堕天使「試しただと。この私を?」

 

私「そうだよ。試した。」

 

堕天使「人間ごときに試され、堕天まで.....。」

 

私「いいじゃねーか?堕天しても。

それに今の方がよっぽど話しやすいぜ。

本音でお前とは話せる気がするぜ。」

 

堕天使「もう天使には戻れんぞ!

お前の願いも聞いてやれん!力を失ったからな.....。」

 

私「力を無くしたお前だから、俺の願いを叶えられるんだ。」

 

    「俺と一緒に生きてくれ!」

 

堕天使「天使より、堕天使を選ぶとはお前もおかしな奴よ。いいだろう、その願い叶えたもう。お前と一緒に生きてやる。」

 

私「これから、よろしくな  ダ。」

 

堕天使「いや、堕天使のダは苗字じゃないぞ。」

 

私「じぁなんて呼べば。」

 

堕天使「しっ...。」

 

私「あっ!なんだよ。聞こえねーよ。」

 

堕天使「しっ、しーちゃんって呼べば.......。」

 

私「しーちゃん、これからずっ〜と、一緒だよ。」

 

堕天使「うん(^ ^) 」

 

 

 

 

落ちたことで得る幸せ、今まで気付かなかった幸せを感じることができる。人間とは実に馬鹿な生き物で常に失ってから気付くのである。

 

 

次回予告

「酒の力で全て忘れよう。」

 

「ぜってぇ見てくれよな。」